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【SKYSQUAREの道-009-】移動式仮設トイレのDIYに挑戦!!!

中島 健太郎
仮設トイレ

こんにちわ

株式会社AZSTOKE 中島です。

SKYSQUAREでいろいろやるにもまずはトイレがないといけないので、作ることにしました!!! 目次

■制作経緯

SKYSQUAREの土地に建物を建設するまでまだ時間がかかりそうです。

その間でも研究を行えるよう、まずはトイレの設置が必要になりました。

ただ建物が建設された場合、トイレが必要なくなるのでなるべく簡易なものが良く、仮説トイレを月額で借りるほどでもなく、ただ簡易テントだと雨が降ったり、虫などが侵入してきたりと大変でした。

そのためもう少ししっかりとしたトイレがほしいと考えました。

ただ廃棄を想定しているのでなるべく低コストで作成したいと思い、今回DIYで仮設トイレを作成する計画を立てました。


まずは材料をどうするかを検討しました。

以前私個人でイレクターパイプで別の用途でDIYしたことがありました。 そのイレクターパイプ、接合部はすべて分解して家の倉庫にしまっている状況だったために

それを使えばその分安くできるのではと考えました。


今回はイレクターパイプのサイズ等は出していません。

ほぼ目測でサイズ感を決めて簡易に制作しているので正しい数値は出していませんが

結果としては横:60㎝ 奥行:90㎝ 高さ:190㎝という形になりました。

かなり適当ではありますが、問題なく利用できているので十分な効果があります。

余っていたイレクターパイプ
押し入れに入っていたイレクターパイプ達

■購入物

骨組みは残っていたイレクターパイプを利用するとして、それを覆うものとしてはプラスチック段ボールが今後の廃棄を考えるとベストだと考えました。

ただ今回の経緯は安く作りたいのでできる限り安い素材で実現させたかったためまずはホームセンターを物色しました。

そこで見つけたのがプラスチック段ボールの養生シートになります。


1枚がなんと140円税抜きで、通常のプラスチック段ボールとサイズは同じですが1枚860円税抜きがかかるところが養生シートにするだけで1枚が4分の1になるので4枚買ってもおつりがきます。

見た目等をこだわりがなかったので今回は質より量だなっと思い、養生シートを採用しました。

あとは接合に両面テープと防水用のテープを購入しました。


>購入部品

養生シート ×8

両面テープ ×1

防水用テープ ×1

イレクターパイプの接合部品 ×8

重しのレンガ ×6


■事前準備 -パイプの切断-

出来る限り準備をして、現地で組み立てるようなスタイルにできればと思い、余っているパイプ内で実現する方法を導き出して、サイズを合わせるために切断しました。

イレクターパイクを専用のカッターがあるのでそれも手持ちのものがあったためそちらを利用して長さを調整しました。 こちらも特に長さを図ってないです。

同じサイズにするために、横並びにして目分量でカットしました。

正直めんどくさいので手っ取り早く作業しました。

イレクターパイプをカット
イレクターパイプのサイズ調整

■事前準備 -養生シートの地面-

次に行った作業が地面です。 トイレを建てる上で、もし雨が降ってきた際や、地面を這う虫などがいた場合に侵入を許すことになります。

それが微妙なので地面もカバーできるような仕組みがいいなと思い、養生シートを加工して

簡単な箱のようなものを制作しました。

地面で利用するイレクターパイプを実際に養生シートの上に置き、それに合わせて箱をつくるようなイメージで制作しました。

思った以上に頑丈にできたのでとてもいい出来栄えです。

地面を養生シートで制作
地面の養生シートを加工

■事前準備 -養生シートの天井-

これをもう一つ制作して上からかぶせれば天井になるな、ということを思いついたので地面と同じ方法で2つ目を事前に制作を行いました。

イレクターパイプのカットと養生シートの加工ができたので、こちらを現地に運搬して組み立てることにしました。

天井も同じく養生シート
天井と地面用

■現地の制作 -制作場所-

SKYSQUAREで一旦どこに置くかを確認して、制作場所を確定しました。

※結果としては別にどこでもよかったです。移動できるので

建設予定地
制作予定地

■現地の制作 -組み立て①-

組立を開始しました。

地面の設置から、イレクターパイプを繋げていく作業になります。

少しサイズ感が違うところがありましたがまあ目分量の適当DIYなので、とりあえずトイレになればOKという気持ちで多少合わないのは力技で無理やり接合してどんどん設営を行います。

仮設トイレ 組み立て①
仮設トイレを現地で組み立て①

■現地の制作 -組み立て②-

壁は養生シートを折り曲げて設置していくのみで間はテープで止めていきます。

ここで良かったのが養生シートは中が普通に温かい。

今の季節にはピッタリだったかもと思いました。

仮設トイレ 組み立て②
仮設トイレ 現地組み立て②

■現地の制作 -組み立て③-

天井からライトの配線までを行い、入口には扉を設置することを前提とした枠を設置して、固定できるようにしました。 天井まで設置できればもう見えてきてます。

仮設トイレ 組み立て③
仮設トイレ 現地組み立て③

■現地の制作 -太陽光-

トイレは夜も利用するのでライトは必須です。

天井に太陽光で電源を確保したライトを接続できるようにして、電池いらずの設計にしました。

ライト自体も事前に買っていた外で利用するためのライトをここで使えるなと思い再利用する形で設置しました。


ライトの商品はホームセンターのナフコが一番近かったのでそちらで購入したものです。

※ライトのスイッチがライト自身をあけた先にあるのでそれに気づくのに地味に時間がかかりました。

仮設トイレ 太陽光発電
仮設トイレ 太陽光

■現地の制作 -扉-

扉の制作に入りました。 これは少し苦戦しました。

他の壁と違い、動かないといけないので

なるべく自立して扉として機能しないといけません。

ただ素材としてはよわよわの養生シートしかないので、養生シートをテープやあて木で補強しつつ制作しました。

結果としては弱いですが、まぁ今後捨てるならこれでいいかなという感じです。

欲を言えばここだけ高いプラスチック段ボールでも良かったかもですが

今回は安さ重視なのでこれでいいです。

仮設トイレ 扉の設置
仮設トイレ 扉

■現地の制作 -レンガ-

最後にレンガです。

レンガを置くことでトイレ全体に荷重がかかるので、転倒防止を行うことを目的としています。

養生シートとイレクターパイプだけだと風が強いときに吹き飛んでしまうことも考慮すると

重しをつけることを考えました。

外に重しを付けやすくすることも考えましたが、地面の養生シートを作成したときにこの方法を思いつきました。

これなら、地面がおしゃれになるし、重しにもなるのでこれなら良い結果になるのではと思った通り、十分な結果になりました。

30×30のレンガを6つ置くことで地面を形成しました。


レンガ
レンガ

■現地の制作 -完成-

ついに完成です。

思った以上に良い出来栄えになったので良かったです。

イレクターパイプ自体も買い足さずに完成したので実質10000円以内で

この仮説トイレが完成しています。

仮設トイレ 完成①
仮設トイレ 完成①
仮設トイレ 完成②
仮設トイレ 完成②

現地でこの仮設トイレを何度か利用しましたが、今まで簡易テントでトイレをしていたのでかなり快適になりました。


これは作って良かった!!!

引き続きSKYSQUAREの開拓計画を少しずつ進めていきます。

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