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中島 健太郎

【RIGDOCKS:全プラン影響】Retval全削除を行います。

今回大幅な修正が入ります。 現在APIをご利用いただいている皆様に影響が出てしまいますこと

大変申し訳ございません。

今回の修正は、今後改良していく上でとても大事な修正になるため

ご迷惑をおかけしてしまいますが今後の皆様の作業のひと手間を減らすことに繋がるために

全APIに対して修正をさせていただいております。


内容としましては[Retval]の全API削除対応になります。


 

■目次


 

■Retvalとはなに?


RetvalというのはReaperのAPI の処理が正しく通過したかを確認することができる機能になります。

今までは、Retvalをboolで行っており、実行結果で問題があった際に出力値にRetvalが存在し、失敗したのかを判断させておりました。


その判断を別機能として分岐させることで各APIの記載量を減らすこと、さらに出力値の先頭がそのまま利用できるようにすることでif文への適用など様々な箇所で改善されるようになるために、今回削除する形へと改良を施しました。


■対応バージョン情報

全プランともに対応が入ります。

以下のバージョン以降にRetval削除対応が入ります。

  • BRONZE ver2.1.2

  • SILVER ver1.1.1

  • GOLD ver1.0.1


■例:REAPDOCK


REAPDOCKのLUAを利用して何がどう変わるのかご説明いたします。

RetvalのあるREAPDOCK

ここで記載されています。

以下APIは選択メディアの数を取得することが可能です。

その際の記述としてretvalを以前記載していましたが今後記載が必要なくなります。

そのため上記のREAPDOCKは以下に変更されます。

 

retval,allCount = reaper.AZ_GetSelectedMediaTypeCount(0,"")

allCount = reaper.AZ_GetSelectedMediaTypeCount(0,"")

 
Retvalを外した状態のREAPDOCK

これらすべてのRetvalを削除しますので

出力値の順列が変更されます。

こちらが無くなることで先頭の出力値がretvalではなくなるので

欲しい値を利用しやすくなります。


■errorに関するScript

APIDOCK上部にエラーコードを記載しております。

今後エラーを調べたい場合はこちらをご利用下さい。

APIDOCK error code


■APIDOCKとREAPDOCKの今後について

2024年10月末を目途に各ドキュメントを最新版へと移行いたします。

利用されているReapdock等で最新版にしたことで実行できない場合はまさにこちらのRetvalを削除いただく必要がございますのでご確認いただくよう何卒よろしくお願いいたします。

不具合でお困りの場合は問い合わせよりご連絡いただければ現在の問題について修正方法をお伝えいたします。

気兼ねなくご連絡いただけますと幸いです。


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